職業体験ボランティアで鶴岡中央高等学校さんへ行ってきました!
こんにちは!花鳥風月です。
今回も、「あきんどまなか」さんという活動グループを通して、職業体験イベントへの参加にお声がけいただきました。
「あきんどまなか」さんは、進路を決める前の高校生に地元で働く魅力を伝え、地元就職と進学後のUターンの就職の増加を目指し、活動しています。
こちらの団体様の
[庄内で活躍する人達の熱い想いと、ふるさとの魅力を高校生に伝えていきたい]という想いに賛同し、こちらの職業体験イベントへ参加しております。
庄内の若い人たちを育てるこの活動には、花鳥風月も大変賛同させていただいております。「働くことの疑似体験」をしてもらうことで、将来的な職業選びのひとつの参考にしてもえれば・・と、今回の就職体験も喜んでご協力させていただきました。
参加企業35社、参加生徒数280名という「あきんどまなか」さん主催のイベント中、過去最大規模の職業体験イベントとなりましたが、参加者の皆様の真剣な取り組み・主催者・参加企業及び関係者の皆様のお陰で、無事開催することができました。
これをきっかけに地元就職に少しでも興味を持ってもらえたらと思います。
WAKUWAKU WORK 2016 in 鶴岡中央高校 の様子をご紹介します!
今回は1年生が対象の職業体験でした。
実際に高校生の皆さんにしてもらったことは、「麺あげ」「煮干しのはらわたとり」などの仕事です。簡単そうに見えるかもしれませんが、食材の下処理は地味ながらも味を左右する大事な工程で、丁寧に作業しないと臭みや雑味がでてしまいます。
下記のスタッフは日頃から笑顔で仕事に取り組んでくれます。職業体験でも生徒さん達に明るく接してくれるので、安心して任せられます。
「麺あげ」もわずかなタイミングの勝負で、お客様に配膳した時に調度良いかたさになるタイミングで引き上げなければなりませんし、茹で湯もしっかりきらないとスープが薄くなり、せっかくのラーメンのバランスがくずれて味が乱れてしまいます。
ベテランスタッフでも、やはり正式な社内スタッフに仕事を教えるのとは勝手が違うので、いつもとは違う刺激を受けているのではないでしょうか
今回の職業体験で印象に残ったことがありました。
全体へのお話の後に、生徒さんから質問を受ける時間があるのですが、
「東京にも美味しいラーメン屋があると思いますが、地元のラーメンが東京に進出して勝算はあるのでしょうか」
高校1年生とは思えないするどい質問でした。
私の返答は
もちろん東京のラーメンはとても美味しいラーメン屋がたくさんあります。しかし、酒田のワンタンメンは90年の歴史の中でできた「薄皮のワンタン」があります。このワンタンメンは全国ご当地ラーメンとしてはトップレベルで、さらに現在のラーメンをブラッシュアップしたら東京でも十分に通用すると考えています。
と、まるで飲食業界の人に話するような内容の返答になりました。このように、職業体験をして様々なことを「感じ」・「考える」生徒さんが増えてくれることはとても嬉しいことです。
私自身、経験したことのない業種の企業様が多数参加されていたので、とても興味深かったです。一部ご紹介します。
生花店様の「フラワーアレンジメント」
歯科医院様のブース
自衛隊様のブース
ほふく前進
好きなことを仕事に。そして夢や目標を持って!
生徒さん達に私からお伝えしたことはふたつあります。
ひとつめは、楽しい、好き、興味のあるものを見つけて仕事にする、ということです。
就職する前は、不安だと思います。
そして、仕事をしていれば、誰だって壁にぶつかることがでてきます。
でも、好きという気持ちが強ければ、その壁は必ず乗り越えられます。
ふたつめは、夢や目標を持つということです。「こうしたい!」という目標を持つと、たとえ大変なときにでも、つらいと思わずに前に進むことができます。
自分の「こうしたい!」「こうなりたい!」を達成するためになら、どんどんエネルギーがわいて頑張れます。
ちなみに、私の目標は全国の三大ラーメン「札幌 喜多方 博多」に「酒田」が加わるまで、「酒田ラーメン」を全国区に発信し広めることです。
この夢があるから、大きな力で前に進んでいけます。
羽黒高等学校の生徒さん達には、こういったことをお話しました。
仕事選びの役に立ててもらえたら嬉しいです
今回職業体験された生徒さんの中にも、地元に就職することを選択する人がいるでしょう。今回の職業体験が、仕事選びの役に立てたらとても嬉しいです。
鶴岡中央高等学校の皆さん、そして一緒に参加させていただいた庄内の企業の方々、ありがとうございました!
これからも、職業体験にはどんどん参加していきます!