ラーメン給食ボランティアで報恩会保育園に伺いました!『酒田市麺類食堂組合』

平成29年11月14日(火)

ラーメン給食ボランティアで報恩会保育園に伺いました!

保育園でのラーメン給食は『酒田市麺類食堂組合』で30年以上毎年続けている活動です。

今回は、さらしな様、信様、三日月軒様、癒庵様、花鳥風月のメンバーで伺いました!

『酒田ラーメン』は、昆布や煮干しからダシをとった魚介のスープが大きな特徴です。

酒田の子どもたちに地元の食材を使った『酒田ラーメン』を体験してもらうため、食育の行事として取り組んでいます。

子供たちはラーメン給食をとても楽しみにしてくれていたようで、仕込みを行っているときから調理室が気になってしょうがない様子。

興味津々の子供たちをパシャッ!

「大きな鍋にはなにが入っているの?」「何味なの?」と質問してくれる子供たち。

酒田ラーメンに興味を持ってくれるのがとても嬉しいです☺

丁寧に仕込んだチャーシュー。子供たちも「チャーシューが大きい」と喜んでくれました。

年中・年長児のみんなに提供した1杯には、麺100g、スープ、チャーシュー1枚、メンマ、ネギと幼児にとってはなかなかのボリューム。

と思っていたのですが、半分以上の子供たちがお代わりに来てくれ、ペロリと平らげていました。中には3杯食べてくれる子もいたんですよ☺

食生活を育んでいくうえで小さな頃から、地元の食材を使ったラーメン、そして丁寧に作られた本物の味に出会うことは、記憶に残る大切な体験だと思っています。

たとえ小さな頃のおぼろげな記憶だったとしても、味、香りなど五感で感じた経験は、大人になっても体のどこかでしっかり覚えているものです。

ラーメン給食では、実際に園で仕込み・調理・盛り付けを行います。

すぐそばで調理しているときの空気や美味しそうな匂い、作っている人の様子も、きっと子供たちの心と体に記憶や体感として刻まれるのではないでしょうか。

大きくなっても、『酒田ラーメン』が温かく優しい存在として、そして酒田を誇らしく思うもののひとつとして、子どもたちの心に残っていてほしい・・・そんな思いをこめて、提供させていただきました。

「美味しい!」「楽しかった!」と言ってくれる子供たちの笑顔を見ていると、毎回、言葉にはできない嬉しさがこみ上げます。

保育園のラーメン給食は『酒田ラーメン』の味を磨き育ててくれた先代店主様方からの宝を子どもたちに引き継ぐ、大切な行事だと思っています。

毎年、心を込めて取り組ませていただければと思っております。

報恩会保育園職員の皆さま、関係者の皆さま、ご協力ありがとうございました。

そして、「美味しい」って食べてくれた元気な酒田っこのみんな、本当にありがとう!