2024 小麦見学会に行ってきました!
こんにちは、花鳥風月です。
先日の6/17日に小麦見学会に行ってきました!
今年で4回目の開催になります。感慨深いですね。
今回の見学会は「食の都庄内」さまからのご依頼もあり、前半に食の都庄内、後半はスマートテロワール主催の小麦の見学会が行われました。
【午前】食の都庄内主催の見学会
三川支庁からバスが出て、羽黒にある創造の森交流館にて庄内小麦使用の生麺を使った調理実習を開催。講師を務めさせていただきました。献立は「冷やし中華」。茹でて、切って、盛り付けて完成するという一見非常にシンプルなメニューですが、以外と手間はかかるし麺の茹で方で食感が全く変わってしまうメニューでもあります。今回は新しく販売された当社の“冷やし中華のスープ”も用意。麺の茹で方に重点を置いて皆さんに実習と実食していただきました。
「庄内産ゆきちから」は味が良く、香りが良いです。きちんと作ることにより小麦の味、もちもちぷるんの食感をより引き出すことができます。
「家庭用と業務用との茹で方の違いがとても勉強になりました」
「ツルツルプリプリ小麦の甘みもしっかり感じられて美味しかったです」
など、嬉しいご感想をいただきました。
茹で方の違いで、こんなにも素材の味を引き出せることを実際に体験してもらい、皆さんの驚いた様子が印象的でした。※農家さんも呼んで皆で食べました。
そのあとは月山高原活性化センターに集合、小麦畑(ほ場)に歩いて移動して小麦を見学しました。
【午後】山形大学主催のスマートテロワール小麦見学会
なんと!今回は、過去最大の90名の参加となり年々興味を持ってくださる方々が増えていると実感しています。4月から準備を始め、皆さんと積み重ねたことが実を結びました。
(※午前の部と違うのは、食の都庄内さま主催の見学会では一般参加者が主だったことに対してスマートテロワール主催の方はパン屋さん、ラーメン屋さんなどの業者や会社関係者が集まりました)
始めに、山形大学浦川教授よりスマートテロワールの取り組みを紹介いただき、畑の見学を行いました。
初めての参加者が半数を占めており、多くの方が庄内にこのような小麦畑があることを知らなかったため、「庄内にこんな場所があったのか!」と驚き、感動していました。そのようなリアクションを目の当たりにできることが、堪らなく嬉しいです。
下記は、後日行われた小麦の刈入れを見学させていただいたときの写真です。
弊社の佐藤は、この黄金色の小麦畑が広がる風景が、庄内の人々にとってもっと身近に感じられる日を思い描きながら、庄内小麦の普及活動に取り組んでおります。
今回は弊社社員のSさん・Kさんも参加しました。感想を聞いたところ、
「初めて見た小麦畑は大きくて感動しました。生産者さん達の話を聞いて粉を無駄にしないよう大切にしないといけない、と改めて思いました。」
と話していました。
Sさんは麺工場で麺やワンタンを作る担当を担っていますので、よりそのように感じたのだと思います。研究者がいて、農家さんがいて、そしてそれを加工する人の手に渡り、最終的に私たち飲食店から食べるお客様に繋がれていく。人から人へ。スマートテロワールの活動を通し、関わり合いの中で起こる様々な経験から成長できるきっかけをいただけていると感じています。
そんなことも語り合った二次会もとても有意義な時間でした!
ご参加くださった皆様、ありがとうございました!ラーメンを通じて私たちがお役に立てることをこれからも考えて実行していきたいと思っています。これからもよろしくお願いいたします!