庄内小麦の視察会と収穫。実りが良く、同志として嬉しいです!

こんにちは。花鳥風月です?
庄内産小麦普及活動をご紹介したいと思います。

6月15日 小麦視察会

今年は長雪の影響を心配しましたが、順調に育っていました。

毎年緑の穂の状態のときに見学会を行っていて、2度目となる今回は去年を上回る総勢60名程の方が参加してくださり、年々興味を持ってくれている加工者生産者が増え広がりの実感を感じます。

スライドを見ながら、庄内小麦普及の取り組みや主旨、農家さんの生産についての想いを皆さんにお伝えさせていただいてます。私からは、初期に携わったきっかけと取り組みについてお話させていただきました。

その後畑に歩いて向かいました。
菌を持ち込まないよう、靴にビニールをかぶせて最新の注意を払って視察を行っています。

開放的な場所のため勘違いしやすいのですが、農地は農家さんにとって大切な仕事場所であり、安易に立ち入ってはならないものであるということも、庄内小麦に関わるようになってから私は学びました。

畑では農家さんの努力を、各訪問者の質問に答えてもらいながら、小麦に触れ、一段と食品に対する思いが強くなります。

我々加工者は、庄内産の小麦というブランドを大切に使わせていただき、しっかり小麦生産のバックヤードまでも消費者にきちんと伝えて行く必要があると感じています。

6月28日 小麦収穫

小麦が少し色づいたら黄金色になるまで(約2週間)あっという間です。この期間は農家さんも収穫時期を天気と小麦の状態を見極めながら行うため非常に神経を張っています。

なぜかというと、雨降りのときには収穫ができないためです。この日は午前に雨が降りましたが、午後から晴れになり小麦が乾いた夕方からの刈り入れになりました。

穂のつき方も去年より大きく、実りが良いです。現段階では去年を上回る良質な状態と感じました。農家さんの努力が年々形になり同志として嬉しく思います。

そして、農家さんが今年から新たに、乾燥調整機を調達しました。(今までは山大農学部にあるものを使用していました)これは凄いことで農家さんの庄内小麦生産に対する覚悟の表れです。

メンバーも新しく2名増え、今後益々、一気に地域内普及が広まると思います。

私は、このプロジェクトの中間目標として、庄内地域での収穫量100tを目指し、消費者の方々がもっと身近に「庄内産小麦」で作った麺、パン、醤油、そばなどに触れていただくことを目標としています。

酒田のラーメンを通じ、庄内小麦の普及活動を行い、地域産業の活性化につながることに携わることができてやりがいを感じています。

「酒田のラーメンや、庄内小麦のブランドをさらに実らせるために力を尽くして行こう」

と収穫をして決意がさらに固まりました。

今後も、庄内産小麦普及活動の輪を広げて参りますので、使ってみたい!という企業・店舗様いらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください。

お待ちしております☺

2022 庄内産小麦普及活動フォトギャラリー