酒田のラーメンexpo2023に向けて、精力的にメニュー開発中です！

こんにちは。花鳥風月です。
今年も…酒田のラーメンexpoが開催されます！！
（すでに皆さまご存知でしたでしょうか、、）

９月１７日・１８日と２日間にわたって開催され、会場は酒田市役所イベント広場です。

ラーメンはチケットとの交換制になっております。前売りチケットの販売が開始しておりますので、ラーメンを考える会加盟店さま、みずほ八文字屋さま、酒田商工会議所さま等でお買い求めください。

前売りチケットの方がお値段もお得なので、事前購入がお勧めです♪当日のチケット販売所は混み合うことも予想されますので、ご検討ください。

酒田のラーメンexpoは「ここでしか食べられないラーメン」をテーマにしております。

そのため、全国から集ってくださるラーメン店さまが酒田のラーメンexpoで振舞ってくださるラーメンは、庄内の食材（庄内豚、小麦、ワンタンなど）を使用した特別仕様になっています。どの庄内の食材を使用するかは各店舗さまにお任せしています。

酒田のラーメンは今年３月、文化庁より「100年フード」に認定されました！
庄内には素晴らしい食文化があり、支えてくれる地域の人との関わりがあって成り立っているものだと思います。

今年の酒田のラーメンexpoでは、100年フード認定記念“スペシャルコラボ“として、酒田が誇る「酒田フレンチ」と「酒田のラーメン」がコラボレーションメニューを開発し、酒田のラーメンexpoで振舞わせていただけることになりました！

酒田のラーメンの、これからも続く次の100年に向けて、料理のジャンルを超えてのコラボレーションです！

開発中メニュー初公開！

コラボメニューの特徴

スープ

酒田のラーメンの伝統の煮干し、昆布を使ったラーメンスープに酒田フレンチ伝統の魚介を使ったビスクスープの共演になります。酒田フレンチのビスクスープとは、魚介スープ（今回は庄内産のズワイガニ）に乳（生クリーム、バター）を使った伝統的なスープのことです。

醤油でも、塩、味噌でもないここでしが食べられない創作スープになります。

麺

庄内産の小麦を使用し、特徴を生かした全粒粉入り平打ちストレート麺になります。

庄内産ゆきちからは、タンパク値（こし）が強く、滑らかさが特徴です。全粒粉を入れることで麺にした時の小麦の味わいが強いためスープに負けない美味しさがあります。

また、酒田のラーメンを考える会では、地元農家さんと一緒に庄内産小麦普及に力を入れております。積極的に麺に使用することで庄内食材の生産、消費の循環に協力しています。

トッピング

チャーシューは、ハーブに漬け込んだしっとり塩味のハーブチャーシューです。葉物野菜は、ベビーリーフなどに自家製レモンドレッシングを和え、柑橘系の爽やかな酸味が特徴。その他、バジル、ミント、エシャロットを混ぜた自家製ハーブバターが加わり、コクのある深い味わいになります！

フレンチのコース料理を食べてもらうように、前菜、スープ、メインとラーメン一杯にコース料理を表現しました。

今回のラーメンは２つの伝統文化が交わり調和と表現が難しかったところです。美味しすぎて味が平たんにならないよう、濃淡の調整には時間が掛かりました。

フレンチでは「最初の一口で美味しい！」と感じてもらうため、旨味が凝縮されている料理が多いですが、酒田のラーメンでは、スープを最後まで飲み干していただけるくらいの仕上がりにしたいので、スープの濃淡や旨味調整が必要です。ラーメンはフレンチと違ってスープ量が多いので、凝縮しすぎてしまうと最後の方で重く感じてしまうためです。

その工夫として、シェフたちにはハーブバターの調整にも大変ご尽力をいただきました。

ハーブバターは召し上がられる方によって、溶かすタイミングや量の調整を行えるようにして、ご自身でビスクスープを完成させる仕組みになっています。そのため最初はカニのダシを感じるスープ、溶かすことによりビスクスープに変化します。

こ～～～んなに情熱と試行錯誤と地元の美味しい素材を使った、酒田のラーメンexpo2023でしか食べられない、スペシャルなラーメンをぜひ、皆さまにお召し上がりいただきたいです！