南平田小学校様で講話のお時間もいただきました!— 小学校ラーメン給食2026_vol.2

こんにちは、花鳥風月です。
こちらの記事↗でご紹介させていただいた通り、「10月9日 酒田のラーメンの日」に合わせて、市内の小学校でラーメン給食を実施いたしました!

今回のラーメン給食では、市内21校(松原小学校は10月8日実施)で提供され、合計で3,700食を生徒の皆さんにお届けすることができました!

ラーメン給食当日は南平田小学校様で講話のお時間もいただき、山形大学の浦川教授より「小麦について」、私からは「ラーメンについて」の講話をそれぞれ生徒さん達にお話ししました。

生徒の皆さんは興味津々のキラキラした目で聴いてくれ、質問もたくさん飛び交いました。

小麦についての講話

山形大学の浦川教授による食料自給率についてのお話では、世界と日本をくらべた広い視点から入り、そこから子どもたちの地元である山形県や庄内地域へと徐々に視点を移していく流れが印象的でした。

生徒さん達が自分ごととして捉えやすいよう工夫されたお話の構成で、地元の食材を選んで食べることの大切さなども、わかりやすく伝えてくださいました。大人の私たちにとっても学びの多い時間でした。

生産者の叶野さんからは、小麦を生産するうえで大切にしていることや、小麦がみんなの身近な食べ物や好きなものにどれほど使われているかを、子ども達に問いかけながらお話しいただき、終始和やかな雰囲気でした。

また、本物の小麦やお米を実際に手に取って観察する場面もあり、子どもたちは興味津々。山形は田んぼが多いのでお米はイメージしやすいと思いますが、小麦を間近で見る機会はなかなかありません。

浦川教授の貴重なお話や、本物の食材を実際に手に取って観察できたことは、食育としてとても良い体験になったと感じました。

ラーメンについての講話

花鳥風月代表の佐藤からは、ラーメンについてお話しさせていただきました。

子ども達は講話が始まる前から興味津々で、講話開始前には急きょ質問会が始まりました。

「なるとは入っていないの?」「塩味はあるんですか?」など、子どもらしい率直な疑問が次々と飛び出し、その一つひとつに丁寧に答えながら進めていきました。

講話の中では、酒田のラーメンの歴史の長さについてクイズ形式で質問を投げかける場面もあり、生徒たちは楽しそうに参加していました。

生徒さんたちは、「今」まさに好奇心旺盛で、さまざまなことを吸収していく柔軟な感性を持っています。小学生である「今」だからこそ伝えられることがあると改めて感じました。

小麦やラーメンを通して、地元を大切に思う気持ちが次世代へと受け継がれていく様子を垣間見ることができ、生徒さんたちと交流できてとても嬉しかったです。